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まだまだ暑い日が続いています。夏休み真っ最中のお子さんを持つママやパパはいつも以上に忙しい時間を過ごされていることでしょう。それにしても暑い暑い毎日。「最高気温が40度を超えました」なんてニュースを聞くと、氷で覆われた南極がちょっぴり羨ましくもなりますが、どうやらその南極にも様々なドラマがあるようで……。今回は、南極で暮らすペンギンたちの物語を覗いてみましょう。
ここは皇帝ペンギンたちが住む国。彼らにとって一番大切なことは、生涯の伴侶を見つけるために"心の歌"を歌うこと。けれども、ペンギンの中でも随一の美声を持つ両親との間に生まれたマンブルは、筋金入りの音痴でした。みんなから笑われてばかりだけれど、天才的なダンスの才能を持っていたマンブル。長老たちは、災いが起きたのはみんなと違うマンブルのせいだと決めつけ、追放処分にしてしまうのですが……。
『ベイブ』でおしゃべりする子豚の冒険を描いたジョージ・ミラー監督が新たに手掛けたのは、歌って踊るペンギンたちの物語。ヨチヨチと歩く姿がなんとも可愛らしいペンギンたちですが、そんな彼らがオープニングからいきなりプリンスの「Kiss」やクイーンの「愛にすべてを」などを大熱唱! そのセクシーな歌い方や腰の振りに自ずと期待感は高まります。
この作品で目を引くのは、何といってもリアルに再現したCGです。ペンギンたちの毛並みをはじめ、南極で暮らす生き物たち、氷や水の質感はCGとは思えないほど。2006年のアカデミー賞では、ディズニーの「カーズ」をおさえて長編アニメ賞を受賞したことからも、その完成度の高さが窺えるでしょう。限りなく本物っぽいけれど、どこか可愛らしさを残したキャラクターたちが歌やダンスをする様子は、楽しさ満点。マンブル役のイライジャ・ウッドこそ歌いませんが(音痴な設定なので……)、そのほかのペンギンたちに扮したニコール・キッドマン、ヒュー・ジャックマン、ロビン・ウィリアムズ、ブリタニー・マーフィら豪華な俳優たちは惚れぼれするほどの歌声を披露してくれます。
そんな楽しさいっぱいの本作ですが、以外にもその裏には自分たちと違うものへの偏見や、古い伝統への改革、そして環境問題といった様々なメッセージが込められています。作り手側のそんな思いが強すぎたのか、マンブルが追放されたあとの物語は、予想外の方向へ進んでいくのですが、マンブルのタップがやがて何百匹ものペンギンたちものダンスへと変わるクライマックスは圧巻の一言。ペンギンたちの魂をどうぞ身体中で感じてみてください。
●親子愛度 ★☆☆☆☆
●ワンパク度 ★★★★☆
●カワイイ度 ★★★★★
南極に暮らす皇帝ペンギンたちの世界を歌と踊りで綴るファンタジー・ミュージカル・CGアニメーション。主人公マンブルの声に『ロード・オブ・ザ・リング』シリーズのイライジャ・ウッド。その他、『X-MEN ファイナル ディシジョン』のヒュー・ジャックマン、『ムーラン・ルージュ』のニコール・キッドマンら豪華スターが声優として参加。みごとな歌声を披露。ペンギンたちのホワホワした毛並みまでを再現した精巧なCGと、豪華ボイスキャストの歌声に注目。監督は『マッドマックス』『「ベイブ/都会へ行く」のジョージ・ミラー。2006年度のアカデミー賞では、ディズニーの「カーズ」を抑えてみごと長編アニメ賞を受賞。
皇帝ペンギンの世界は歌が命。歌で心を伝えられなければ、一人前の大人にはなれない。音痴な上に、タップダンスが上手という困った皇帝ペンギンのマンブルは、当然のようにエンペラー帝国から追放されてしまう。ひとりぼっちで未知の世界に飛び出すことになったマンブルは、ひょんなことからアデリー・ペンギンの5人組"アミーゴス"、そしてロックのカリスマ、ラブレイスと出会い、次第に自信とリズムを取り戻していく。踊る皇帝ペンギン、マンブルが繰り広げる、自分探しの大冒険が今始まる!






